昔と今の葬儀のちがい

投稿者: | 2019-04-17

こんにちは、あきる野典礼です。

 

今回のブログは昔と現在それぞれの葬儀の特徴を紹介してみました。

比べて読んでもらえば、結構な違いがあることがわかると思います。

金ピカの飾りをつけて走るあの宮型霊柩車、なぜ最近見かけなくなったかご存知ですか?

 

昔の葬儀の特徴

宮型霊柩車

昔の葬儀を簡単に表すと「大がかり、派手」。

葬儀の会場や祭壇には大きな花輪などを派手に飾り、ご遺体の移動には宮型霊柩車が使われていました。

そうなると当然費用はかさみます。例えば花輪を一つ建てるにもある程度の土地・足場が必要となってくるわけですから。

 

ご近所全体が協力する大がかりな葬儀をとにかく派手に行う。

お金をかけて盛大に故人をお見送りすることが昔の葬儀の主流でした。

 

現在の葬儀の特徴

現在の葬式

現在の葬儀の傾向は「シンプル」。

昔の葬儀と比べると、色々な部分がちがう、というより正反対に近い感じを受けます。

 

ご近所総出で葬儀を行うのではなくシンプルな家族葬が選ばれます。

予算の引き締め目的がその理由かと思うとそうでもなく、裕福な芸能人であっても家族葬
を選ぶケースが増えています。

 

費用と言えば、葬儀の予算相場をしっかりと把握できるというのも現在の葬儀の特徴ですね。

昔はご近所の手伝いなどからしか葬儀の相場を知ることはできませんでした。ですがインターネットが発達した現在は誰でも相場を確認することができます。

葬儀の際にお金の話をすることがタブー視されなくなったというのも相場が把握しやすい理由の一つでしょう。

 

お花や祭壇の設置については「シンプル」「きれい」というご要望が多いです。

昔の流行りだった「派手」「ゴージャス」を意識したオプションを選択される方はあまりいませんね。

 

変わらないでほしいもの

時代の流れに合わせて葬儀の在り方は変わってきました。

「派手だから」「地味だから」という考え方に良し悪しはなく、この先も時代の移り変わりに合わせて葬儀の在り方は変わっていくのでしょう。

 

昔の葬儀で使われていた宮型霊柩車は、「見た人が死を思い浮かべてしまう」という理由で使われなくなっていきました。

火葬場と住宅地の距離が近くなったことで、その区域の住人への配慮が必要になったというわけです。

このように、流行りが変わったというだけでなく、様々な理由から時代に合わせて葬儀の文化は移り変わっています。

 

最後に個人的な考えを。

そのように変わっていく葬儀文化の中で、変わらないでほしい思うものがあります。

 

故人の方を想うこと。

それぞれのご家族が自分に合った形で故人の方を想い送り出すこと。

 

それら葬儀の本質だけはこの先も変わらずに残り続けてほしい。そう私は思います。

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